あえて主演のC・ヘストンの写真は遠慮して脇の
イヴォンヌ・デ・カルロ(1922~2007)
ジョン・デレク(1926~1998)
デブラ・パジェット(1933~)
海が割れても道は濡れていないで乾いた道なのです。許すか。
サントラは巨匠 E・バーンスタイン
ネット記事
上映時間が4時間近い長尺ものでストーリーも
歴史的事実に沿いながらゆっくりと展開します。
CG全盛で1分に1度見せ場があるような現在の
作品とはまるで別次元の大らかさを感じる作品です。
当時は観客も随分辛抱強かったのでしょう。
チャールトン・ヘストンはまことに立派な顔と体格で、
モーゼを力強く堂々と演じています。
ファラオーを演じたユル・ブリンナーは眼光鋭く頭が印象的です。
今日では色あせて見える特撮も当時としては
画期的で面白かったのでしょう。大きな画面で見ると
海が割れる場面は粗が目立たず圧巻でした。
かつてのハリウッド映画が残した歴史的遺産とも
言える作品かと思います。