美しいヒトと一杯のコーヒーを

過去記事を含め「美しいヒト」がメインのブログです

リチャード・ウィドマークの「駆逐艦ベッドフォード作戦」(1965)を久々に観る

出演 

リチャード・ウィドマーク(1914~2008)

シドニー・ポアチエ(1927~)

COLUMBIA作品、白黒、102分

 

駆逐艦ベッドフォードは、グリーンランド沿岸を哨戒中に領海侵犯していたソ連の潜水艦を察知し、有能だが偏執狂的なウィドマーク艦長は国防省の指示を無視し氷山の下まで潜水艦を追い詰め、潜水艦内の空気がなくなり浮上して来るまで執拗に追跡する。

余りにも冷厳なウィドマーク艦長の言動に対して艦内では異常な緊張感に包まれ、クルーは疲弊と緊張のあまりとんでもないコトをしでかす、、、。

 

最近、英語に接する事がほとんどないですが、

ONEは「そのボールペン、取ってよ」と言われ、僕は「これ?」(this one?)と答える。

二度目に同じ名詞を述べる際には「one」ですね。忘れたけど代名詞?。

 

では英語字幕を利用して僕なりの稚拙な説明をします。

f:id:motolovelyboy:20150131134106j:plain

ウィドマーク艦長(右)が軍事顧問に対して「心配無用。ベッドフォードは先に

発射しませんよ」と。

 

f:id:motolovelyboy:20150131134151j:plain

上段字幕はウィドマーク艦長で

「だが、向こうが撃ったらこっちも撃ちますよ」

下段字幕は砲撃担当クルーで

「(ミサイル)1(one)発射~」

 

つまりウィドマーク艦長と軍事顧問は「ミサイル」に付いて何回も会話

していたので二回目からは「one」に変わってしまい、緊張したクルー

は「ミサイル1」と勘違いしたわけです。

 

反戦・反冷戦の地味な名作ですが、oneを理解しないと我がウィドマーク

の熱演・名演が無駄になります。

 

それにしてもソニー・ピクチャーズさん、お粗末だなー!。

なんと!!、DVDのパッケージ!。

正しくは「R・ウィドマーク主演 戦争サスペンス!」だぜ~、アホが!

f:id:motolovelyboy:20150131150344j:plain

COLUMBIAの戦争映画には名作が多いです。代表は「アラビアのロレンス」。

 

ジョン・フォードの最後の西部劇 「シャイアン」(1964)

新宿で大画面70ミリで。

お気の入りのシーンは

f:id:motolovelyboy:20150414184058j:plain

↑シャイアンに対して意見が異なる二人

f:id:motolovelyboy:20150414184330j:plain

↑と言いながらオトコは出て行く

f:id:motolovelyboy:20150414184634j:plain

↑オンナが振り返ると、、、

f:id:motolovelyboy:20150414185020j:plain

↑ 、、、、、、

 

オンナ   キャロル・ベイカー(1931~)

(当時33)

 オトコ  リチャード・ウィドマーク(1914~2008)

(当時50)

監督   ジョン・フォード(1894~1973)

(当時70)

ただフォード作品なのにデキは悪く、ウィドマークが一部代行した

ようだ。

 

ハイエナ・スマイル炸裂の

 死の接吻(1947)のリチャード・ウィドマーク(1914~2008)

どこかのサイトに「爬虫類みたいなウィドマーク」って書いてありました(笑)。

f:id:motolovelyboy:20181014193238j:plain

実際の作品は白黒です。

 

いよいよハイエナ・スマイル炸裂!。

車椅子の女性 Mildred Dunnock(1901~1991)を

階段から突き落とします。

 

一方では、

愛のトンネル(1958)

大昔に日比スカラ座で観た。

f:id:motolovelyboy:20150216232455p:plain

f:id:motolovelyboy:20150216232529j:plain

 

「ちょっと待った~、開けるから」とジェントルマン!


あのハイエナ・スマイルのウィドマークが西部劇やギャングものとは勝手が

違うのか「ラブ・コメ」って面白い、楽しいな~の感じがとてもよく出ていると

思う私であります、はい。意外性が大正解。

 

いやはや古いけど洋画は面白い!。

f:id:motolovelyboy:20181022220351g:plain

 From Loyd

  • 今晩は、『愛のトンネル』は、ニックネームが、"ハイエナ"と呼ばれていたウィドマーク、それに歌手であり陽気で快活な女優のドリス・デイとの共演ということで意外な組み合わせと思ったですね~。

    作品は夫婦の愛情を機微に描いたコメディ・ドラマでしたが、こんな役も似合うウィドマークはさすがでした!。そういえば監督がジーン・ケリーでしたが、調査員を演じたジア・スカラ、彼女の記憶に残るのは『ナバロンの要塞』のアンナでしたね。(From Loyd Collection TMC-Sunny Days Ahead!)

     
  •  motolovelyboy (id:motolovelyboy)

    Loydさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    タキシードを着てダンスするウイドマーク、
    実に楽しそうでミス・キャストではなくベスト・キャスト!!!。