美しいヒトと一杯のコーヒーを

過去記事を含め「美しいヒト」がメインのブログです

この「ある日どこかで」をお好きなかたを僕は敬愛します。

ある日どこかで

劇場で観たのを入れるともう30回は観ているだろうか。

旧ブログでも数回up済みですが、ここでもupします。

 

この二人の配役以外、考えられない素晴らしさ!。

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出会いはIt`s you(あなたよ)。

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 クラシカルな衣装が実に似合う美し過ぎるシーモア!。

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再会のこのシーンに弱い僕です。 

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 タオルを手にしてご覧下さい。ハンカチでは役立たずですから。

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パット見なら。

ジョン・バリーのスコアは映画史上最高の部類に入る名曲と断言します。

パンパカパーンのジョン・ウイリアムズとは世界が違います(笑)。 

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追記

2020/06/05  22:49 

ネット記事

やすひろ
ベスト500レビュアー

2018年11月6日に日本でレビュー済み

Amazonで購入
この映画を初めて観たのは、1981年の日本公開から数年後だったでしょうか。
映画好きの友人から紹介され、ビデオ、レーザーディスク(!)、DVD、そしてこのBDへ。

クリストファー・リーブは、当時まだ20代。
古びたポートレートの中の女優に心奪われ、時空を超えて彼女に会いに行く情熱的な青年を好演しています。
ジェーン・シーモアは、「007 死ぬのは奴らだ」出演から7年後。
ボンドガールの時より更に洗練され、伝説の舞台女優として十二分な美貌と存在感を備えていると思います。
特にポートレートの中の微笑みは、永遠と感じられる程の美しさ。

主演の二人は、現代劇では周囲から浮いてしまいかねない古風な美形だからなのか、今ひとつ適役に恵まれなかった気がします。
しかしながら、本作ではその個性が役柄に見事にハマっていると、改めて感じました。

ロケ地となったのは、ミシガン州マキナック島に実在し、1900年頃の周辺環境がそのまま保全されているという「グランドホテル」。
ホテルの大階段、ティーガーデン、島内のダウンタウン、そして二人が寄り添い歩いた波打ち際越しの灯台
随所に、その歴史が感じられて素晴らしい。

ついには再演奏による完全版アルバムまで発売されてしまった、ジョン・バリーによる音楽の美しさは言うまでもありません。
加えて、二人を結びつけるモチーフとなるラフマニノフの「ラプソディ」(パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏曲)。
どちらも絶品!

俳優、舞台、音楽、それら全てが相まって、このタイムトラベル・ロマンスを、極めて完成度の高い作品にしていると思います。

因みに、1983年版の「時をかける少女」の音楽は、その端々に本作のBGMをリスペクトしている様子が窺えます。
大林宣彦監督も、そのことをDVDやBDに収録されているインタビューでコメントされていました。
私たちにとっては、極めて幸運な連鎖だったのですね。

古い映画なので限界はありますが、BDではフィルム感を残しながらも細部までクリアかつ鮮やかに再現されています。
(2003年10月20日amazon購入のDVDと比較した、あくまで個人としての感想です。)
例えば、1912年の湖畔。
ロールシェードが降ろされてエリーズのシルエットが浮かび上がる粋な演出から、緑豊かな木立を抜けると、彼女の煌びやかな衣装と、背後に拡がる午後の日差しに照らされた湖面の輝きがシンクロして…。
この至上の愛に身を捧げる二人が出会う場面に相応しい、美しさだと思います。
BDへの買い替えをお考えの方にも、お勧めいたします!
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